「クレジットカードはないけれど、必要な買い物をして、代金は後で払いたい」。atone(アトネ)は、対応店の買い物で選べる後払いサービスです。買い物ごとに払う方式と、ひと月分をまとめて払う方式があり、レジや注文画面に表示されるサービス名を見て使い分けます。[1]
公式公開資料に基づく解説で、編集部が実際に審査や購入を行った体験談ではありません。料金・利用条件は購入画面と公式の最新案内を確認してください。
atoneは何をするサービス?
たとえば、対応するネットショップで日用品を注文し、その場ではカードで支払わず、後日コンビニなどで請求額を支払います。月に何回か買い物をする人と、今回だけ使いたい人では、合う方式が変わります。
「翌月払い」なら、利用月ごとの請求を管理する使い方です。「つど後払い」なら、注文単位で届く請求を支払います。名前が似ていても、期限や登録の要否は同じではありません。[1]
まず3つの方式を区別しよう

方式 | 使い方 | 始める前の確認 |
|---|---|---|
atone翌月払い | ひと月分をまとめて後払い | 会員登録、支払方法と期日 |
atoneつど後払い | 購入ごとの案内に従って支払い | 会員登録不要。メール・電話番号等を使用 |
分割払い | 対象店・対象購入の代金を分けて払う | atoneプラスの登録・審査等が必要 |
つど後払いは、注文確定の翌日から10日間という期限が案内されています。届いた支払案内の期日を確認してください。翌月払いのつもりで放置しないことが大切です。[2]
atoneの特徴と、向いている人
翌月払いは、対応店で買う物が複数あり、月の請求を一緒に管理したい人が検討しやすい方式です。つど後払いは、特定の注文を1件ずつ管理したいときに分かりやすい方式です。購入画面にどの方式があるかを先に確認しましょう。
実店舗のコード決済もありますが、登録した全員がその場で使えるわけではありません。条件を満たすとアプリに機能が追加され、実店舗での利用可能額も確認できます。「請求を払うためのバーコード」と「店で買い物をするコード決済」は別の機能です。[3]
翌月払いの手数料・支払日
支払方法 | 請求手数料(税込) | 支払期限・引落日 |
|---|---|---|
コンビニ端末・銀行ATMのPay-easy | 249円 | 翌月10日 |
電子バーコード | 249円 | 翌月10日 |
はがき請求書 | 349円 | 翌月20日 |
口座振替 | 99円 | 翌月27日。休業日は翌営業日 |
上の表は翌月払いの条件です。利用がない月の扱い、請求方法を変更した場合の適用時期、つど後払いの注文別費用は、それぞれ公式案内や注文画面を確認します。口座振替にも請求手数料がある点は、他の後払いサービスと比べる際のポイントです。[4][5]
編集部の仮定例として、翌月払いの対象代金が10,000円なら、電子バーコード払いでは合計10,249円、口座振替なら10,099円となります。追加の費用がないとした計算です。費用差だけでなく、給料日と支払日の順序も比べてください。給料が25日なら、10日払いにはその月の給料を待たずに支払える資金が必要です。
年齢条件と利用できる額
未成年者の利用には保護者の同意が必要です。公式では15歳未満は10,000円まで、15〜17歳は20,000円まで、18〜19歳は50,000円までの上限が案内されています。実際の利用可否・利用可能額は審査等によって異なります。[6]
上限は買い物予算そのものではありません。月の初めに自分で「今回はいくらまで」と決め、すでに利用した後払い分も足しておくと、月末の請求を把握しやすくなります。
翌月払いの会員登録と購入手順

- atone公式の会員登録画面を開き、メールアドレスを入力して規約・個人情報の取扱いを確認します。
- 案内に沿って必要情報の登録・認証を進めます。途中で入力した電話番号やメールを受信できる状態にしておきます。
- 対応ショップで商品を選び、支払方法から「atone翌月払い」を選択します。
- ログイン・認証等の表示に沿って操作し、金額と注文内容を確認して購入します。
- 購入後は会員ページ・アプリで利用内容と請求を確認し、選択した方法で期日までに支払います。[1][7]
ここで案内しているのは購入者向けの登録です。「自分のお店にatoneを導入する」という事業者向けの申込みとは異なります。
つど後払いで今回だけ買う手順
対応店の注文画面で「atoneつど後払い」を選び、メールアドレス・携帯電話番号を入力してSMS認証を行います。その後、購入内容を確定し、届いた支払案内に従って代金を払います。会員登録をしない場合でも、注文メールと請求の案内を保存しておきましょう。[1]
つど後払いを何件か使うと、それぞれの期限が異なることがあります。1件の支払いを終えたら全部済んだと思い込まず、注文番号ごとに「金額・期限・支払済み」を記録すると管理しやすくなります。
分割払いとatoneプラスも知っておこう
分割払いには、本人確認を完了した18歳以上の人が申し込めるatoneプラスへの登録と審査が必要です。一部の対象店の3,000円以上の購入が対象で、注文確定後の支払回数変更はできません。[8]
公式には通常の分割手数料として年率13%の案内があり、調査時点ではキャンペーンによる無料表示もあります。ずっと無料のサービスと考えず、購入時の画面で適用料金を確認してください。翌月払いの請求手数料と分割手数料も分けて確認します。[8]
返品・キャンセルや請求で困ったとき
商品の返品や注文のキャンセルは、購入した店に申し出ます。お店で処理した後も請求が解決しない場合は、atoneのカスタマーセンターへ注文情報と状況を伝えます。[9]
連絡の際は「atone翌月払い」「つど後払い」のどちらを使ったのかも伝えると整理しやすくなります。請求を支払えないと分かった場合も、届いた案内と公式問い合わせ窓口を確認し、期限前に対応を相談してください。
このサービスで特に間違えやすい条件
利用前に間違えやすい、サービス固有の条件を確認しましょう。個別承認の条件や非公開の審査基準を推測で補ってはいません。
翌月払い・つど後払い・分割を選ぶ順番
atoneで最初に決めるのは、アプリを入れるかどうかより、購入店がどの方式を表示しているかです。翌月払いなら月単位の請求、つど後払いなら注文単位の案内、分割ならatoneプラスの対象条件を見ます。同じ運営会社のNP後払いを選んだ注文は、atoneの請求へまとめられるとは限りません。注文確認メールの決済名を、そのまま記録してください。[1]
2026年9月の改定を踏まえた料金の読み方

翌月払いのコンビニ端末・Pay-easyと電子バーコードは249円、はがきは349円、口座振替は99円という違いがあります。つど後払いも9月1日以降の請求では249円です。[10][11] 古い209円の紹介や、旧会員の口座振替が無料だった説明を現在の料金に混ぜないことが重要です。購入月と請求月を確認し、アプリの今回の請求額を優先します。[5]
店頭のコードと精算のコードを区別
実店舗のコード決済には利用条件があり、登録した全員がすぐ使えるわけではありません。支払い案内のバーコードは、すでに買った代金を精算するためのものです。店頭で新しい商品を購入するコードと同じ役割にはなりません。出かける前に、買い物用の機能が表示されるか、対象店か、現在の利用可能額を確認します。[3]
翌月10日・20日・27日を予定表に落とす
給料日が25日なら、10日払いはその月の給与を待てません。20日のはがき払いも同様です。27日の口座振替を選ぶ場合は、費用だけでなく登録がどの請求から適用されるかを確認します。支払い方法を変える途中の請求は従来の案内で処理する場合があるため、設定変更の完了を精算完了と取り違えないでください。[4]
購入前に使える支払予定の作り方
atoneを検討する段階で、次の練習を自分の明細へ置き換えます。例に使う収入・日付は説明用の仮定です。実際の請求日の保証や、未承認の利用を前提にした予算ではありません。
月内の複数購入を集計する
同じ月の注文を並べ、今回の請求に含まれる購入と次回に回る購入を分けます。発送や売上確定のタイミングによって購入日だけでは請求月を判断できない場合があるため、確定した明細を使います。月額の精算費用なら、商品ごとに同じ費用を足して二重計上しません。
練習1:給料日前に期限が来る

仮に今月の手元現金が8,000円、次の給料日が25日、atoneの今回の確定請求が10,400円で20日が期限だとします。ここで見たいのは翌月末までの総収入ではなく、20日までに使える現金です。食費・交通費として3,000円を残すなら、精算へ回せる額は5,000円、不足は5,400円になります。25日の給料を表へ入れても、20日の不足がなくなるわけではありません。
この例で確認するのは、買い物をする前の段階なら購入を待てるか、すでに請求がある段階なら正式な窓口で何を確認すべきかです。期限を自分で25日に書き換える、見知らぬ口座へ一部だけ払う、別の後払いで穴を埋める、といった操作で予定表を整えるのではありません。まず今回の請求条件と生活費を守れる日付を照合します。
練習2:二つの購入が同じ月へ集まる
最初の購入の対象額を10,400円、追加の購入を5,200円とすると、商品等の合計は15,600円です。さらに送料や精算費用があるなら別に足します。最初の注文だけを見て「月に10,400円なら払える」と考えていた家計では、二件目が加わった時点で計画を作り直す必要があります。同じ月の注文を並べ、今回の請求に含まれる購入と次回に回る購入を分けます。発送や売上確定のタイミングによって購入日だけでは請求月を判断できない場合があるため、確定した明細を使います。月額の精算費用なら、商品ごとに同じ費用を足して二重計上しません。
分割なら今月の請求に出ていない将来分も別欄へ置きます。毎月の請求画面だけを見て、新規購入で来月増える額を見落とさないためです。商品が届いた満足感と支払いの完了時期は一致しないので、買い物後にも一度予定表を確認します。
練習3:返品と精算が前後する

10,400円の商品を返品申請し、購入店から受付メールを受け取ったとします。この時点でatoneの今回の請求が同額減ったとは決めません。店の返品受理、商品の到着確認、決済取消しの送信、請求画面の反映は順序が異なる場合があります。支払期日が先に来るなら、購入店と決済側へ現在の正式な額と対応を照会します。
すでに支払い済みなら、返品受付番号と支払い記録を示して返金の扱いを確認します。問い合わせた日、回答、反映確認日を残すと、購入店と決済会社へそれぞれ説明する際の行き違いを減らせます。
練習4:予定していた収入が減る
来月の収入を19万円としてatoneの精算を計画していても、勤務日数や売上の変化で17万円になることがあります。2万円の減少は、そのまま買い物に回せる余裕から引く必要があります。家賃等13万円、既存請求2万8,000円という仮定なら、19万円のときの余裕3万2,000円は、17万円では1万2,000円へ減ります。新しい請求が10,400円なら、残る額は1,600円です。
収入が確定していない段階では多いケースだけで決めず、少ないケースと支払いの優先順位も作ります。買う商品を減らす、購入時期を変更する、現金で払える範囲へ収める選択肢があるかを、申し込む前に確認します。未使用枠が大きいほど余裕があるという読み方にはなりません。
よくある質問
NP後払いと同じですか?
別の決済サービスです。同じネットプロテクションズのサービスでも、請求の方式や支払期限を共通だと思わず、注文時の名称を確認してください。[1]
今日から実店舗で使えますか?
コード決済には条件があります。アプリに機能が表示されるか、対応店舗か、利用可能額はいくらかを確認してから出かけましょう。[3]
登録をしないで使いたい場合は?
買い物先が「atoneつど後払い」を提供していれば、その方式を確認します。翌月払いを会員登録なしで使えるという意味ではありません。[1]
申込み前の短い自己確認

質問 | 確認が必要な状態 |
|---|---|
現金が欲しいのか、対応店で商品を買いたいのか | 用途が決まっていないなら、先に必要な支払いを特定する |
総額をいくらにするか | 商品価格だけなら、送料と利用・精算費用を足す |
誰の名義で登録するか | 家族の情報を借りる前提なら、本人の公式条件を確認する |
いつ何から払うか | 給料日や他社の請求日と重ならないか確認する |
返品したらどう反映されるか | 商品受付と請求取消しを同じ処理と思っていないか見直す |
今回は使わない選択ができるか | 不足を埋めるために次の後払いを探す前に購入計画を止めて見直す |
この確認を終えてからatoneの正式な申込画面へ進みます。この記事中の仮定の金額は利用可能額の予測ではありません。アプリやショップに表示される自分の条件と、今回の請求を最後に確認してください。




